安藤忠雄のことば

安藤忠雄(建築家・2010年文化勲章受賞)の本を読んでいたら、こんな言葉にビビビッときた。

 

安藤忠雄が設計した副都心線の駅
安藤忠雄が設計した副都心線の駅

 

「抽象的な言葉として知っていることと、

 それを実体験として知っていることでは、

 同じ知識でも、その深さは全く異なる。

 初の海外旅行、私は生まれて初めて、

 地平線を見た。

 地球の姿を体得する感動があった。」  ( 安藤忠雄 自伝的エッセイ集より)

 

 

本やインターネット、新聞などを介して手軽に海外の情報を得られる現代だけど、

やっぱり自分の目で見て鼻でその地独特の香りを嗅いで、触って食べて・・・と、

五感を使って体感することの大きさって、大切なんだなぁ。と思った。

 

 

 

安藤忠雄は、木工家具の製作で得た資金を手に、

24歳の時から4年間アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアへ放浪の旅に出た。

ヨーロッパからの帰路、マルセイユ、象牙海岸、ケープタウン、マダガスカルに立ち寄り、インド・ムンバイで下船した。

 

私も大学1年生の夏休み、1人で3週間インドをバックパックで放浪したのだが、

安藤忠雄も立ち寄ったガンジス川では衝撃を受けた。

 

 

知っていることと、経験することでは、見えるものも考えることも、違ってくる。

 

もっともっと自分の肌で「ぶったまげた!」 「楽しい!」 「強烈だ!」 っという経験をすると、

色々と見えてくると思う。

 

もっと深い人間になりたいし、せっかく生まれてきたのだから、

この世の中に存在する全てのことを体感してから死にたいなぁ~

なんて思ったりする。